鍛造技術の特長を生かし、あらゆるご注文に応じられる体制
大型機械や建設機械には大型のボルトが使用されており、当社では六角ボルト形状はもちろんのこと、
六角穴付きボルトや特殊形状のボルトやピン製作も取り組んでおります。
「次のニーズに、はまりたい」
熱間・冷間の鍛造技術の特長を生かしあらゆるご注文に応じられる体制を整えています。
使用鋼材と強度区分、製造可能範囲について
六角ボルト(4.6~12.9)JIS B 1180
六角頭のボルトは二面幅の大きさによって、並形六角ボルトと小形六角ボルトの2種類あります。
■並形六角ボルト(通常六角ボルト)
■小形六角ボルト(頭部二面幅が並形のものよりも小さい六角ボルト)
適用される強度区分は4.6、6.8、8.8、10.9、12.9。
当社ではユーザー・ニーズにより、あらゆるサイズのボルトについて製造可能です。
(首下長 最大1,000mmまで可能)
六角ボルトの特徴
- 六角ボルト(8.8、10.9)はクロムモリブデン鋼(SCM435,440)及びニッケルクロムモリブデン鋼(SNCM439)の材料を使用。新鋭熱処理設備で高強度に調質しているため、品質が安定。
- ナットとの組み合わせにより、締め付け時の安定したトルク管理が可能。
六角穴付きボルト(キャップ)
六角穴付き頭のボルトは原則としてナットと組まないで用いるため、ねじという呼び方が正確です。
しかし、六角穴付きボルトという名称が普及しているので、キャップボルトとも呼ばれています。
適用される強度区分は、8.8、10.9、12.9。
六角棒スパナで締め付けます(首下長 最大1,000mmまで可能)
六角穴付きボルトの特徴
- 装置のコンパクト化。
- 機器のデザイン性能の向上。
- 狭いスペースの適用と作業性の向上。
- 高い締め付け力で、ゆるみの防止による信頼性の向上。
ステンレスボルト
帝国製鋲株式会社のステンレスボルトは長年の技術の蓄積と実績により、製造されています。
ステンレス鋼は意匠性、耐食性および、耐久性に優れており、従来から各方面に幅広く使用されてきました。
その特徴を構造材に生かすことを目的に研究開発段階、建築基準法旧第38条の規定に基づく建設大臣の一般認定取得段階を経て平成12年6月に施行された、改正建築基準法および施行令では、鉄骨造に用いる鋼材として規定され、その飛躍的発展が期待されているところです。
詳しくはお問い合わせください。
ステンレスボルトの特徴
- 全ての製品は受注生産で製造。
- 熱間鍛造後・固溶化・NC切削・ねじ転造・表面処理工程があり、全ての工程において豊富な経験と厳重な品質管理のもとに製造。
- 転造可能範囲は小径から太径までの広い範囲で製造が可能。(首下長 最大1,000mmまで可能)
特殊品・異形品・ウィットねじ
さらに「次のニーズ」に応えるべく、今日まで培ってきた熱間・冷間の鍛造技術の特長を生かし、あらゆるご注文に応じられる体制を整えています。
標準的なボルトはもちろんのこと、異形品・異形ボルトについてもロットの多少にかかわらず、「こんなものでもできるのか?」や「もう少し経済的に作れないか?」といったご相談、お見積り照会など何なりとお寄せください。
<実績>
当社の主力製品である鉄道用のネジ釘とメートルネジを組み合わせ、住宅用の柱とはりを接合する釘材として使用していただいている実績があります。
特殊品・異形品・ウィットねじの特徴
- 確かな技術と信頼できる体制。
- あらゆるご注文に応じられる体制。